糖尿病の3台合併症は「網膜症(眼)」「腎症」「神経障害」ですが、近年では歯周病も糖尿病と密接な関係があると言われております。

糖尿病の方の歯科治療に関するリスクとしては

①血糖値のコントロールが悪いと治療中に低血糖発作を起こすことがある

②血糖値が高いと、免疫力(バイ菌への抵抗力)が低下して炎症が起きやすく、腫れやすい。また、歯を抜いた後にも治りにくいなど傷の治りが遅くなる

③バイ菌への抵抗力が落ちるため歯周病(歯槽膿漏)が進みやすい

の3点が挙げられます。

これらを防ぐためには

血糖値のコントロールを内科の先生とともにしっかりと管理し、

治療前には食事を取り(低血糖発作への予防)、

治療当日にはインスリンや血糖降下薬を通常通り内服していただく

ことが大切になります。

また、治療後にもバイ菌の感染予防のための抗生物質(抗生剤)を内服していただいたり、

口の中の消毒・清掃を通常より多く行うことで腫れや感染を起こしにくくします。

糖尿病の患者様はバイ菌への抵抗力が弱く、歯周病になりやすく進行しやすいので普段の歯磨きを丁寧に行うことはもちろん、定期的な歯科医院でのクリーニングや検査をお勧め致します。