口からの感染症対策 その16

2016年04月09日(土)

その他

前述の全身麻酔時には、口の中から肺の中に直接チューブを通すため、口の中の細菌が肺の中に流れていきます。

これによる肺炎は、人工呼吸器関連性肺炎(VAP)と呼ばれています。

人工呼吸器を装着している状態でVAPを起こすと、体力低下や治癒、退院が長引くなど様々なデメリットが生じます。

これらを防ぐのに歯科医が医者と協力して口腔ケアをしていくのです。