歯ぎしりについて その4
2015年02月26日(木)
その他
「ブラキシズム」の症状で、一番深刻なのが歯が折れてしまうことです。
前述の「アブフラクション」によって細くなった歯が、継続的な力に耐えきれず、ポキッと折れてしまうと、ほとんどが抜歯せざるを得ない状態になります。
これは虫歯や歯周病(歯槽膿漏)でなくても発生してしまうので、定期的な歯科での検査が必要になります。
多くの場合、歯が折れるとかけらが取れたり、噛むと痛かったりしますが、例外的にまったく症状がない状態もあり得ます。
大切な歯をより長く守るためには、こまめなチェックが必要です。