歯の治療時の違和感 その3

2015年02月18日(水)

その他

前回に続いて歯科治療後の違和感です。

患者様からの相談の中で、「根の治療」や「被せ物の治療」の違和感に続き、麻酔の注射後の違和感があります。

麻酔が効いている2~3時間は問題ないのですが、効果がなくなり始めると針を刺したところが痛かったり、治療した歯やその周りの歯が浮いたような感じがして噛み合わせると違和感があるといった訴えが主な相談です。

これは、歯科の麻酔は歯茎に直接打つのですが、口の中のバイ菌が針を刺したところから侵入して軽い炎症を起こしていることが主な原因です。

また、歯の根の周りにある「歯根膜」といわれる歯の位置のセンサーの役割を担っている組織に注射を打つと、麻酔自体は良く効くのですが、効果が薄れてくると歯の位置がおかしいと脳みそに伝えることで噛み合わせに違和感が生じます。

いずれも数日で完全に消えてしまう違和感ですが、ご心配なときや、治療に際して不安であれば、いつでも当院にご相談ください。