歯の治療時の違和感 その6

2015年02月21日(土)

その他

歯科医院が嫌いな患者様の中に、痛みに弱いと自己申告する方がいらっしゃいます。

多くの方は、そのようなことを言っても今まで相手にされなかったご経験があるようですが、これ、実は医学的にも証明されています。

昔(患者様が幼いころ)に、歯科で痛みがある治療をされると、その感覚は大人になるまで続いており、かつ痛みを感じるセンサーがより敏感になっているようなのです。

同じ刺激でも、痛みの経験が少ない方と多い方では、多い方の方が閾値といわれる許容の範囲(つまり痛くない範囲)が低く、痛みを感じやすいことがわかっています。

実際に痛みに強い方と弱い方というのが存在することになります。

特に痛みに弱いと自覚のある方は、歯科医院のマイナスイメージもあり、治療を先延ばしにしてしまう方も決して少なくはありません。

ただ、痛みに弱い方ほど、定期的に歯科にかかることで、大きな痛みが出る前にチェックしておくことが重要です。

まずは、定期検診へ。ご不安・ご相談、いつでも受け付けております。