顎関節症について その3

2015年06月10日(水)

その他

口が開く時に下あごのみが動くことで大きく開口します。

このとき、耳の前にあるあごの関節内では、下あごの出っ張りが前方に動きます。

上下のあごの骨がこすれてしまう場合、通常痛みがあります。

よく膝の関節がすり減って骨同士がぶつかると歩いていて痛いのと同じイメージです。

この状態を防ぐために上下のあごの骨の間にクッション材があります。

軟骨とか靭帯など場所によって言われる組織ですが、あごの関節内にあるクッション材は「円板」と呼ばれます。

この「円板」が口の開閉時に上下のあごの骨の間にあって痛みを出さないようにスムーズな運動を助けています。