歯がしみる その2
2015年02月14日(土)
その他
前回につづき、「しみる」についてです。
患者様からの相談に多いのが、「歯科医院での虫歯の治療後からしみてきた。虫歯がまだ残っているのでは?」との質問です。
これは、歯医者によって虫歯治療の後、プラスチックや銀歯での詰め物や被せ物の治療後に冷たい水がしみてきたケースが多いようです。
歯科医の立場からすると、しっかりとした虫歯治療が行われていたことがまず大前提です。そのうえでしみているとなると、多くの場合は治療による「刺激」が考えられます。
歯を削る道具による刺激などが歯の中にある神経を興奮させて、多少の「刺激」でも痛みを感じる状態になります。
患者様によっては噛むと痛いとおっしゃる方もいらっしゃいますが、根本は同じです。
この場合、治療終了から多少のタイムラグがあり、しみることや痛みが徐々に落ち着いてきますので、多くの場合は「そのまま様子を見る」こととなります。
通常は1~2週間、長いと数か月かかって収まるケースもありますので、ご不安な方は一度当院でご相談ください。