酸蝕症について その1
2015年03月16日(月)
その他
今回からは最近歯科医の間でも話題に上る「酸蝕症(さんしょくしょう)」についてです。
あまり耳慣れないこの「酸蝕症」ですが、近年の日本においてはこの「酸蝕症」のリスクが確実に高まっています。
「酸蝕症」とは、歯に酸性度が強い食べ物や飲み物が長時間触れていることで、表面から溶けていく現象のことです。
最近では、自動販売機にも炭酸飲料の種類が増え、おやつでも酸っぱい物が人気になり、食事でもレモン・ポン酢・黒酢などドレッシング類にまで入っていることも少なくありません。
健康に良いとされる一般のイメージの良さも手伝ってか、現在の日本ではこれらの「酸」を好んで摂取される方々が増えています。
飲食物での「酸」による歯への影響をお伝えしていきます。