麻酔について その5
2015年07月04日(土)
その他
当院の麻酔の注射の取り組みについてはもう一つ特徴があります。
それは「電動麻酔器」を使用することです。
注射というと、昔から先生が注射器をもって「チクッ」と針を差し、「ぎゅー」と注射器のシリンジを押して注射液を注入しているイメージがあると思います。
予防注射はまさにこのように打って、「チクッ」よりも「ぎゅー」の時の方が痛かったりした記憶があります。
「電動注射器」は、この薬液が注入されるときの「ぎゅー」の痛みを大幅に減らしてくれる機械になります。
手動の注射器であると、指の力で薬液を押し出すため、一定の速度で薬液が注入できず痛みにつながります。
電動では、機械によって速度が一定であるためにこの痛みを感じにくいことがわかっています。
前述の「表面麻酔薬」と今回の「電動注射器」によって「チクッ」や「ぎゅー」を減らすことが安心の治療になっています。